葉牡丹や歳歳速くなる明日

SD葉牡丹




 この俳句はわりと気に入っています。
 しかし、年の瀬ですねー。
 のほほんと俳句作っている場合、……ですよねー。

                              秀水


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テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

「未熟なる若さ」を再認識する。

『啄木・ローマ字日記』石川啄木(岩波文庫)

 夜、一杯飲んで横になりながらテレビを見ていたらそのままうとうとしてしまい、目が覚めたら、NHKでドラマをやっていました。

 なんだか見たことのありそうな男女が、どうも恋愛物らしきドラマをやっています。
 しばらく見ていて(というか、劇中で名前を呼んでいてわかったのですが)、あ、これが例の韓国のドラマか、この男優が例の「ヨンさま」かと、そんなに興味を持っていたわけではありませんが、ぼんやりと見ていました。

 連続ドラマの一回分を見ただけですから、全体の筋はよく分からず、そして、展開上どうも不自然な感じのする箇所はありましたが、その一回分だけの印象を言えば、それは非常に瑞々しいものでありました。
 もう十年近く前になります、僕が初めて韓国ドラマと出会った時のことでした。

 そしてあの時の切ないような瑞々しさを、個人的に大いに感じたのが、今回の『啄木・ローマ字日記』でした。
 この本には何というか、かなり切ない青春像があります。

 不如意な現実にぶつかって憤り嘆く未熟な主人公(=石川啄木)の姿が、日記という飾りの少ない形式の中で巧まずして生き生きと描かれ、そこに現れる青春の矛盾・撞着が、もはや青春期を過ぎ去った読者にも、自らの往時を切なさと共に蘇らせてくれる(蘇らせてしまう?)という作品でした。

 もちろんそういった甘さ以外のものも描かれてはいるのですが、読者の特権として、僕はこの本を、そんなセンチメンタルに浸るようにして読んでしまいました。

 年を取ってくると、今更青春なんていわれてもなぁ、という感覚がどうしようもなく付きまといます。しかし、この「未熟なる若さ」の感覚は、やはり何時までも失ってはいけない視点であるかなと、柄にもなく思ってしまいました。


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テーマ : 読書記録 - ジャンル : 小説・文学

水滴の窓開けてみて降誕祭

PC24.jpg




 イメージとしては、暖かい部屋の窓を開けると、
一瞬の冷気と共に入ってくる景色、
って所なんですが、実はこの写真、完全寒さ防備をして、
自転車で撮りに行きました。
                             秀水


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テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

明日はクリスマス・イブだからシベリウスを聴いてみます。

 明日はクリスマス・イブということで、フィンランドの音楽的巨人シベリウスの曲を聴いてみます。交響詩「フィンランディア」です。このCDで曲を掛けてみます。




フィンランディア




 このシベリウスとか、ドヴォルザークなんて人は、感覚的なモノが妙に日本にマッチしていて、わりと好きです。日本で広く人気の人ですね。

 上記の曲も、なんだか水戸黄門の音楽に似ているようなフレーズがあって、つい、そこんところは、「じーんせい楽ありゃ、苦ーもあるさー」と口ずさんでしまいます。なかなか快調です。

 ところで、フィンランドになぜサンタクロースがいたんでしたっけね。なんか昔、そんなことを何かで読んだような気もしますが、覚えていません。フィンランドについての僕の知識と言えば、

  (1)世界の子供達の学力検査でいつも一等賞の国だ。
  (2)人口が東京都の人口より少ないと聞いたような。
  (3)クラシック音楽、北の巨人シベリウスの祖国。

 こんなモノしかありません。情けない限りですが、しかしさらによく考えてみると、もっと他の国についての僕の知識は、驚くほど何もありません。

 最近のアメリカ合衆国に対しては、わたくし、愛憎相半ばですが、それでもアメリカについてが、やはりマスコミの影響なんかもあって、僕の中では一番いろんなことを知っているように思いますが、それにしても貧弱なモノです。反省。

 「フィンランディア」が今、終わりました。短い曲ですものね。
 次はもう少し長い曲をかけてみましょう。シベリウスの交響曲の中では一番ポピュラーな「交響曲第2番」を聴きます。いかにも北欧の自然を彷彿とさせる、良い曲です。

 では、「メリー・クリスマス! ハブァ・グッド・ミュージック!」


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

冬ざれの低き御空やレクイエム

SDレクイエム




 この句について、ある友人から、やりすぎと言われました。
 別の友人からは、何も言ってないのと同じと言われました。
 僕の頭の中には、モーツァルトの曲がドラマティックに流れているんですが、よく考えてみれば、それはモーツァルトの曲の素晴らしさでありました。
                                  秀水


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テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

「耳当てもふさわしげなる師走かな」(その2)

耳当てもふさわしげなる師走かな
                      秀水





 前々回バニーガールの話から始まりました文化的考察についての、その2・後編であります。
 何についての文化的考察かといいますと、えーっと、女性が胸のところに小物を入れるという考察なんですがー。

 ちょっと前に発見したことなんですが、いえ僕が女性の胸元ばかり見ているというのではありません。そんな誘惑はないでもないですが、そうではなくて、オペラの話なんです。

 オペラの中に同種の行為がとてもよく見られるんですね。小物をひょいと胸の間に入れてしまうシーン、よく出てくるでしょう。知りませんか。

 今、僕がちょっと思い出すだけで、『フィガロ』『こうもり』『ファルスタッフ』なんかに出てきますね。『セヴィリア』『ジョバンニ』なんかにも出てきませんでしたかね。

 あれ、胸からさらにその下(お腹だ)に、落ちないんかなと思うんですが、昔の外人さんの女性って、『風と共に去りぬ』の映画みたいに、ビチッと、コルセットしてたりしていますよね。だから、胸の谷間のところで止まるのかも知れませんね。
 でも、直接素肌に当たって、気持ち悪くないのかな。慣れなんでしょうかね。

 なんか、昔のヨーロッパでは、「女性の胸の谷間は小さなポケットである」とでもいうような文化があったんでしょうかね。
 同じじゃないかも知れませんが、例えば平安時代の日本で、着物の袖がハンカチとおなじであったみたいな。

 (そういえば女性の胸の谷間をうまく使った小説がありました。太宰治『桜桃』です。彼はそこのことを「涙の谷」と呼んでいます。うまいですねー。)

 というわけで、いよいよ耳当てが必要になってきたくらいの寒さです。
 (前々回の冒頭、いっちばん最初の話題はこれでありました。)
 でも確かに、耳当てをするくらいというと、本当に寒くなってきたという気は、しますよね。

 ということで冒頭の俳句です。はい。


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短日や今年もの文字第九の字

SD短日




 去年、一昨年と歌ったんですが、今年は、歌いませんでした。
 ちょっと寂しいような気もしますね。
                             秀水


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テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

「耳当てもふさわしげなる師走かな」(その1)

   耳当てもふさわしげなる師走かな
                        秀水





 ヘッドフォンのように耳に当てる防寒具、あれ、知ってますかね。あれ、なんて言うんでしょうかね。「耳当て」でいいんかな。

 「耳当て」なんて言葉だと、なんか、バニーガールのような気がするような、そうでないような、全然関係ないような、連想が趣味に走っていますかね。

 バニーガールといえば、昔、社会人になりたての頃、一度だけ(一度だけだったと思いますが、えー、違ったかな)、バニーガールのいる飲み屋さんに行ったことがありましたが、……ライター、ね。

 火を付けるライターです、って、何を当たり前のことを書いているんでしょうね。
 そのライターを、えー、バニーガールの制服の、胸のところに入れて、というか挟んでいらっしゃるんですね。
 それで、お客さんが煙草を吸うとき、取り出してさっと火をつけてくれるんですね。

 そのころ僕は喫煙をしていまして(やめたのは五年ほど前です)、そのバニーの格好の娘さんが、胸のところからライターを取り出して、さっと煙草に火をつけてくれるのが、とてもドキドキと眩しく、思わずその夜はチェーンスモーカーになったのを思い出しました。
 うーん、美しきかな、青春。(ばっかですねー。ほんとーにバカ!)

 えー、私は何をしょうもないことを書いているんでしょうねー。

 で、連想ついでに、ちょっと関連する文化的考察があるんですが、それにつきましては、次々回に。


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凛とした花多くなり冬至かな

SD凛シクラメン①




 わりと綺麗な写真が撮れたと思いましたが、まー、
花が綺麗ですからね。
                        秀水


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CDの「真面目な」話

 性格としては、かなり律儀な方だと、自分でも思っています。
 何の話を書こうとしているのかというと、CDについての話です。みなさん、どうなさっているのかなー、と。

 クラシック音楽が好きで、20年間ブランクがありながら、再開して5年ほどのうちに、CDが1000枚を越えてしまいました。1000枚以上は、もう置くスペースがないので、買うたびに売る、ということをしています。

 1000枚という量については、例えばクラシック音楽についての我が「師匠」である友人なんかは3000枚ほどお持ちらしく、別に私が特別多いとは思っていません。
 ただ、たくさんのCDをお持ちの人は、本当にちゃんと、聴いていらっしゃるのでしょうか。

 そこで、「律儀な」私は、去年より、持っているCDを全て再試聴するという「無謀な」計画を立てました。

 ところが、これが、「あかん」のですね。やはり「無謀」なんですね。
 グレゴリアン・チャントから始まって、バロック音楽をずっと聴き、ヘンデルも終え、いよいよバッハに入りました。
 これが、難敵です。何と言っても、枚数が多い。
 器楽曲はなんとかクリアしました。ところが、カンタータで止まっています。
 
 カンタータが嫌いというわけではないんですが、なんというか、その気になれないのに聴くというのは、うーん、「身体が固まる」んですね。困ったものです。

 みなさん、お持ちのCD、本当に聴いてますか?
 持っているだけの自己満足じゃないですか?
 そのことについて自らの「良心」に対して、どう繕っていますか?

 よろしければ、お教え下さい。

 (えー、ご参考までに、今回のテーマと全く逆の主張を、かつて、拙ブログでおこなっています。「エッセイ」のカテゴリーで、『子供より古書が大事と思いたい』という書籍を紹介している回であります。)


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