夏シャツや 少年の日が 走り出す

natsusyatsu001.jpg




 ……ま、句のできはともかく、

 一年で一番気持ちのいい季節でありますね。

                             秀水


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

我が哀愁のブラック・ディスク

 前々回の続きであります。
 前々回の話は、新しいレコードのターンテーブルを買った私は、嬉しくてどんどん中古レコード、それもかつての流行歌を含んだLPを買い始めたというのでありました。

 ……うーん、実にどうでもいい話ですがー、どうでもいい話ついでに、今回はその続きであります。

 しかし私が中古レコード購入にはまってしまったのは、単に安いからというだけではありません。(もちろんそれが大きい要素ではありますが。)
 今回私がどんどん買っていったレコードは、かつて私が、学生時代全般、そして仕事のし始め頃に一度は買って熱中し、そして時の流れの中で私の手元を離れていったLP達でありまして、改めて聴くと、実にっ!「哀愁」だからであります。まさに「青春のプレイバック!」でありますね。

 無批判に昔を懐かしみ始めると人間ももう終わりだというフレーズを、かつてどこかで読んだ気がするのですが、まったくその通りでありますねー。
 そう分かっていても、その「哀愁」の魅力に麻薬のごとくずるずるとハマってしまった私でありました。

 というわけで、どんな歌手のレコードであるかをちょっと書き出してみますと、八神純子、山下久美子、久保田早紀、南沙織、中島みゆき、シュガー、高橋真梨子、庄野真代、太田裕美、中森明菜、中村あゆみ、キャンディーズ、杏里、ハイ・ファイ・セット、荒井由美、イルカ、松田聖子、原由子、尾崎豊、矢沢永吉、寺尾聡、萩原健一、水谷豊、来生たかお、岸田智史、郷ひろみ、沢田研二、中村雅俊、小椋佳、かぐや姫、風、もんたアンドブラザーズ、大滝詠一、原田真二、イエロー・マジック・オーケストラ、甲斐バンド、井上陽水、グレープ、よしだたくろう、RCサクセション、柳ジョージとレイニーウッド、とまぁこんな人々なんですがー、私にとってはとっても懐かしく「哀愁」の歌手なんですが、どーでしょうか、やはり多くの人も懐かしんでいただけるでしょうか。

 と、まぁ、こんなレコードを片っ端から聴いていて分かったのですが、何というか今聴いても琴線に触れるというか、ツボにはまる歌手もいれば、一方期待に反して、ワクワクして針を落としたらすぐに幻滅してしまうレコードというのもあり、いったいその差はどこから来てるのでしょうかね。

 いやー、実に不思議でありますねー、哀愁。


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

梅雨冷に つましく咲ける つよさかな

tsuyubie011.jpg




 日ごとの寒暖の差激しく、体調を崩しております。
 それに比べると、植物とは、強いものですね。


                             秀水


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

古いターン・テーブルのことから

 この間のゴールデン・ウィークに、私は何をしていたかと申しますと、実は一人密かに潜行していました。何に潜行していたのか、話せば長いことながら、いえ、遡るとおそらく今年の初め頃の話になります……。

 一昨年辺りから私は、ほぼ四半世紀の時を隔てて西洋クラシック音楽鑑賞を再開したのですが、去年の後半くらいから中古CDショップに行くたび、気になっていたことがありました。それは、例の、あの、真っ黒な盤であります。

 大阪梅田・難波・神戸などのお店に足繁く行くようになりますと、中古CDとはいえ、数を買いますと結構大変な額になります。そんな時ふと気がついたのが、30㎝のLPレコードであります。

 LPレコード。やー、懐かしいですねー。あの真っ黒な盤。
 あれ、よく見るとけっこう安いんですね。きっとあまり売れないんでしょうね。だって、あれを掛けるターンテーブルそのもののある家が、今ではほとんどないのじゃないでしょうか(マニアな家は除き)。

 さて我が家ですが、そのターンテーブルが実は、まだあったんですねー。でも今を遡ること四半世紀+αほども昔の代物で、あわせてここ十年ほどは電気を通したこともない遺物であります。しかしそれに改めて目をつけまして、私は物置みたいな部屋から持ち出し、自分の部屋に設置しました。

 そのターンテーブルは、レコードをおく部分がスイッチを押すと前面からせり出してくるタイプの物ですが、そのせり出させるべきモーターが、たぶんヘタっていたんでしょうね。ジーーーと音がして、まるでミツユビナマケモノのような速度で、分速2㎝くらいの速さで出てきます。見ているこちらが、つい力んでしまうようなスピードです。

 それでも最後まで出てくるのは三回に一回くらいで、ダメになる二回は、途中で力つきて止まってしまい、「大将、もーあきまへーん」とでも言っているごとく、異常を知らせるスモールライトがちっかんちっかん点滅をするという根性のなさ。

 それでも数日間は騙し騙し使っていたんですが、一週間が過ぎて、とうとう堪忍袋の緒が切れまして、ある日私はターンテーブルを放り投げてしまいました。そしてネットで、一番安いターンテーブルを新規購入してしまいました。

 その後私は、中古CD屋に、今度は安いLPを買いにほぼ週末の度に行きまして、とうとう半月であの黒盤を100枚くらい買ってしまいました。

 しかし中古CD屋でよくレコードを見ていますと、微妙に音楽のジャンルによって値段差があるんですね。高い方から言うと、ジャズ、これは一番高いです。ほぼ「現役」というイメージの値段。中古CDと大差ないです。

 次に高いのが、ジャズに比べると少し差がありますが、クラシックのレコードですね。これは「引退寸前」という感じですかねー。まー、中古CDよりはかなり安いです。
 その次、これは歌手によって千差万別ではありますが、西洋のポップス・ロック等であります。欲しくなるような有名人はやはり高い。そして高いのはジャズ並み、安いのは次の最安値グループレベルの値段であります。

 最後の一番安いグループが、日本のポップスつまり流行歌でありますが、これはほとんどが安い。100円からあります。あのLPレコードが100円です。かつて、3000円くらいしたあれが!

 そこで、安物買いの銭失いが骨がらみの習い性となっている私は、クラシックレコードはちょっと置いて、その一番安い和製流行歌をその後も次々に買いまして、あっという間に200枚ほどになってしまったのですが、この話、あとちょっとだけ続きますね。


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

テーマ : art・芸術・美術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

母の日や確かにここに小さき幸

hahano01.jpg




 子供達が祝ってくれる日というものは、
 自分が直接祝われる対象でなくても、
 なんだか、とても気持ちのいいものですね。

 今回、特に、知りました。

                                秀水


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

ネットの記事を、今更ながら、少し考える。(その3)

 前々回から3回にわたってしまいました。すみません。そこで、今までのまとめはなしに、一気に進みますね。
 少し長くなりますがこんな発言がテーマでした。

 暴論なんだけれど、一回早めに破綻するのもいいかなあ(笑)。今の日本ほど、世界の中で潰れちゃってかまわない国はないかな。日本車が無くなれば韓国から買えばいいし、家電もそう。日本が無くなって世界の人が困るのは漫画とゲームが消えることぐらいでしょう。
 韓国も1997年のアジア通貨危機で破綻しました。1年目はきつかったんですが、2年目からウォン安でV字回復するんです。日本の借金1000兆円はIMFでも埋めきれないから、半分くらい「棒引き」してみんなで呑んじゃう。公務員の給料は三割減ぐらいになってお年寄りも厳しいけれど、フリーターの子たちは最初から何も持っていないから関係なし。
 それで円が150円くらいに回復して、世界中に日本製品が売れまくるという夢のような幻想があります。そうなると今の体制は吹っ飛ぶので、民主党も自民党も跡形もなく消えるでしょう。それも見たいなあ(笑)。


 ……どうです。
 ほぼ問題のない発言(じゃない、とお思いの方も、当然いらっしゃるとは思いますがー)、少なくとも、一部分だけを抜いて提示された時の、あのイヤな感じはありません。
 破綻した後にこそ本当の光明があると言っているんですね。これはあたかも、第二次世界大戦敗戦後の日本を元気づけたと言われる、坂口安吾の『堕落論』と同じ主旨ではありませんか。

 ……しかし、えらいものですねー。
 ネットの記事は「玉石混淆」とはよく言われることでありますが、そして今回の記事については、決してウソや不正確なことを書いているわけではないのですが、引用部分をどこに置くかで、読み手の印象は全く変わってしまうんですねー。

 ともあれ、やはり「真実」を見抜く目というものは、なかなか大変なものです。こんなちっぽけな事柄についても、「真実」に辿りつくまでに様々なものがありますものね。

 ところで、発言主の作家についてですが、別に名前を隠しているわけではないのですが、取りあえず最後まで書いてから出したほうが「誤解」を生まないかなと思ったもので、今まで触れていませんが、「石田衣良」さんですね。

 「石田衣良」とは、ヘンなペンネームだなー(ヘンなのは「衣良」の部分ですね)、と思っていたんですが、これはご本名の「石平」を分解したとのことで、これもウィキペディアで私は知りましたが、まー、これは「真実」なんでしょうね。


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

うかうかと黄金週間寝過ごせり

ukauka011.jpg




 ……まー、
 終わってみれば、いつもこんなものですけどー。

                               秀水


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

ネットの記事を、今更ながら、少し考える。(その2)

 前々回の続きであります。
 ある現存小説家について、ウィキペディで調べていたら、こんな記事に出会ったという話でした。

 2012年1月1日、NEWSポストセブンの取材で「今の日本ほど、世界の中で潰れちゃってかまわない国はないかな。」「日本が無くなって世界の人が困るのは漫画とゲームが消えることぐらいでしょう。」と述べた。

 この記事では、作家の印象がとてもよくないですね。
 私の持っていた、その作家への印象とかなり違ったものだから、さらにもう少し調べてみました。記されている出典の記事を見たんですね。するとこんな全体図になっていました。

 まず「2011年はどんな年だったと思いますか。」というインタビュアーの問で始まります。それに対して世界情勢からあれこれと答えていた作家は、最後に国内の話をしました。こんな感じ。

 国内でも震災以外に日本の国債と借り入れを含めた債務残高が1000兆円を突破するという大きなニュースがありました。今後10年、みんなでコツコツと借金を返していくしかないでしょう。

 インタビュアーが「――暗い10年の始まりですか。」と受け、そしてそれに対し、

 そうかなあ? 逆に僕は借金返済ぐらいだったら良いじゃないかと思うんですよね。底がだいたい見えてこれ以上はそんなに悪くならない。そういう見切りを付けて、あとは明るく暮らしていけば良いんじゃないかな。

 さらに、

 そして「俺たちも歳を取ったなあ」と言っているときにバーンと地震が来た、住宅ローンの返済が始まっちゃったみたいな感じです。でも住宅ローンなんてキツイのは最初だけなんで、あとはジリジリ返していけば減っていくものなんで、そんなんでいいんじゃないですかね。
 たいして悪くはないですよ。今の日本はつまらないところもあるけれど、恵まれた良い社会であることは間違いないです。


 そして、この後のインタビュアーの問いかけ「――日本の財政事情も深刻ですね。」に対しての発言が、今回のテーマ部分でありますが……。

 えーっと、すみません、少し長い引用になりそうなので、次回に続きます。
 あ、あらかじめネットで調べておいていただいてもいいですよね。発言部分をコピーしておいてグーグルで検索を掛ければ一発で出てきます。

 じゃ、ということで。すみません。


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記