ことぶきの相応しき日や新嘗祭

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 ……確か、菊花展をしていたはずだと、
 ご近所の神社に行ってみたら
 菊花展は終わっていまして、
 そのかわり七五三参りが花盛りでした。

 やー、七五三だなあ、と惚けたように見ていたら、
 神前結婚式の終わった一団がどっと出てきました。

 なるほど、今日は昔の新嘗祭。
 生産を祝うこの日に、これほど相応しい行事もないな、と。

                                 秀水


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世界で一番愛されている……(後半)

 ……秋も深まり、というか、前回の時以上にますます冬らしくなってきた今日この頃であります。……サッブー!

 えー、前回からの続きです。
 私は芸術の秋と言うことで、慣れぬ絵画鑑賞を行ったという顛末でございました。見に行った絵は、これです。左側。

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 以下、前回の続きです。

 ……と、申しますのも(何を申しましていたのかは、すみませんが、前回の所をお読みください)、私はそもそも中学生の頃まで漫画少年でありまして、実はとっても漫画家になりたかった。
 そしてそんな同じような漫画少年の友だちと連れだって、あれこれ漫画について喋りあったり、あれこれ紙に落書きを書きあったりしたものでありますが、今思えば、あの落書きこそが「トローニー」では、ありませんか。

 ……えっ? ちがうの?
 ……お前の落書きはそんな高尚なものではない、って?

 ま、それは確かにその通りではありましょう。……が、ありましょうが、私はそんなことを考えながら、フェルメールがこの絵を描いている姿を想像いたしました。
 そしてやはり感じたことは、小さかった頃漫画が好きで好きで、へたくそながら、ノートの端っこにそのころ自分がかっこいい、またはかわいいと思って少年少女の絵を(それも大概が左向きの顔の絵。オオッ、フェルメールのこの絵もそうだっ!)書いたことのある人、元漫画少年少女ならきっとこの感じが分かっていただけると思います。そしてフェルメールに、俄然親近感がわくはずであります。
 フェルメールも、私と同じ気持ちで、高尚ながら油絵で「落書き」を書いていたのではないのか、と。

 ……えっ? 間違ってます?

 なるほど、それはそうかも知れません。
 ともあれ、今回見た実物のフェルメールは、今までいろんなところで見た複製のこの少女の絵について(上記の写真の絵も同じで)、ありゃあ詐欺か悪意あってのコピーか、とまでつい思ってしまうほどに、全く別格に段違いに比べものにならず素晴らしいものでありました。
 本当にあの小さい絵の少女は、世界中の人々から愛されるにいかにも相応しく、永遠の時の中で光り輝いているようでありました。


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世界で一番愛されている……(前半)

 秋も深まり、というか、さすがに少々冬らしくなってきた今日この頃であります。
 秋、となれば「芸術の秋」と、普段そんなのに触れたことのない輩に限ってそんなことを言い出すものですが、私もその例にもれず、唐突に芸術の秋を標榜し、絵画展に10月に入ってから三つほど行って来ました。

 今回はその中の一つをかーんたんに報告するという段取りでございますが、見に行ってきたのは、世界一愛されている少女の絵の展覧会でありました。
 これですね。

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 これは私の部屋で撮った写真でありまして、右側の少女(これは少女と呼ぶ年齢を少し超えているかも知れません)も、これはこれでとっても美しい絵の女性ではありますが、まーやはり、世界で一番愛されているの少女とくれば左側の、「オランダのモナ・リザ」とも呼ばれているヨハネス・フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』でありましょう。

 今、日本に半年間ほども来ているということで、これはぜひとも見に行かねばなるまいと、先日女房と行ってまいりました。
 この絵の実物がどんな印象のものであったかは最後に触れるとしまして、展覧会の解説書なんかをちょっと読んでいると、この絵は「トローニー」だと書いてあります。

 無知の悲しさ、「トローニー」たるものが何を意味するか全く判らなかったのですが、家に帰って調べますと、モデルなしに描かれた肖像画であるとのことで、それを読んでわたしは、しばし「ふーむ」と考えていたのですが、あっと気が付き俄然嬉しくなったのでありました。

 というところで、すみませんが、次回に続きます。


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うとうととするよろこびや文化の日

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 先日女房と美術館に行ったら、
 そこの庭に「うとうと」がいました。

 人間の場合は、
 のんびりできるのも
 「文化」のおかげでありますね。

                        秀水



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