ここからもいつか生まれん木下闇

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 もみじの赤ん坊が
 露地に生えてきたのを
 女房が見付けまして、
 
 植え替えてみました。

 腕白盛りにはやくなれ、
 という心境であります。

                        秀水


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テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

「村上春樹本」についての考察

 村上春樹氏が新作小説を出版なさいまして、それが再三ニュースなどでも取り上げられているように、凄い売れ行きでありますね。
 誠に結構なことでございます。

 ネットなどでちらちら見ていましたら、発売日の夕刻にはすでに感想がアップされたりしています。すっごくほめている感想もいっぱいある中で、なかには、巻頭から数ページだけ読んで放り出した、買わねばよかったなんて感想まであって、ちょっとどうかと思うのですが、いかがなものでしょうかね。

 もちろん個人がどの本を購入し、そして数ページで読むのをやめるのは全く自由であります。しかしその自由と、それを広く世間に公開するのとは、少し違うように思うのですが、どうでしょう。

 ……えーっと、私はそんなことを書こうとしていたのではありませんでした。
 私はこの度、村上春樹本を続けて2冊読んだと言うことを書こうとしていたのでありました。

 「村上春樹本」とは、そんな言い方が正しくあるかどうか知らないですが(たぶんそんなのはないでしょう)、少し緩やかに言い換えますと「村上春樹の研究本」ですね。
 村上春樹にはこの手の研究本がとっても多く、実のところ食傷気味であります。

 私も一時は結構この手の本を読んだのですが、今回久しぶりに2冊続けてそんな本を読みまして、あ、やっぱりついていけんな、と思いました。
 きっと素晴らしい研究も中にはあるのでしょうが、まー、玉石混淆とは少し言い難く、ほぼ「岩石混淆」状態であります。

 結局どこに違和感があるかといいますと、私この度、読んでいる途中で分かって参りました。これは、心霊写真のあほらしさであります。
 「あほらしさ」なんて書くと、いろんな所から御批判を受けそうですが、もう少し穏和に表現すれば、あほらしいような心霊写真がある、ということですね。

 そもそも人間の顔じみた映像なんて、黒点が逆三角形状に3点あればそう見えるものであります。それを、ここに霊が写っています。あっ、ここにも霊がっ! と三黒点を示すあほらしさ。
 実は、少なくない「村上春樹本」がこの状態になっているのであります。

 ……おや、知らぬ間に、「悪口」を言っているような指摘になってしまいました。
 本文冒頭で、そんな指摘は、ナーバスな上にもナーバスにすべきであると自ら述べたばかりでありますのに。

 なかなか人の振り見て我が振り直すのは難しいですね。
 でも、「村上春樹本」の心霊写真化につきましては、読んでいただければきっとすぐに分かっていただけるものと思うのでありますが……。


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春の雪めでてなごめる会議かな

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 年度初めは会議が多く、
 しかし思わず、
 ほっとすることもたまにあって……

                            秀水


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