顧みて 春のいそぎを したためん

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 言わずもがなですが、
 「いそぎ」ってのは、
 「準備」って意味です。

 なに、
 私もさっき
 調べたところなんですが……。

                    秀水


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燎原の 火の如くあり 風邪休暇

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 ここ数日、少し寒さ緩んだ日々ですが、
 一時はかなりの寒さで、
 職場でも、私の前後左右、
 バタバタと討ち死に。
 来ている人も、マスクにコンコン。

 「負け戦」って、
 こんな感じだったんですかねー。

                  秀水


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女性チェロ奏者のこと

 数年前から、関西のあるオーケストラの名曲コンサートのようなステージを年間で通しで買って、今年もほぼ半分くらい聴いてきました。
 毎回同じ席で聞くことができるのですが、今年は幸か不幸か一番前の席で(言い忘れましたが、さほど高価なチケットではありません)、コンサートマスターの革靴が、ほぼ視線の2メートルほど先にある席です。

 ……えー、ちょっと、補足をさせていただきますと、上記の「幸か不幸か」という表現の「幸」の部分は、あ、この方、高そうな靴を履いていらっしゃるなーとか、メンバーの方同士でぼそぼそとおしゃべりをなさっているシーンが目の前で見られるというところで、「不幸」という部分は、まぁ、なんといいますかー、曲のアンサンブルがバラバラに近い、特に管楽器の小さな音が聞こえないというあたりですかねー。

 というわけで、何度かそんな席で見ていると結構いろんなことに目が行って、ふーん、なるほどねーと思ってしまうことがあります。
 例えば、第一ヴァイオリンというのは本当にいつもよく音を出しているものだなーという事が聴いているだけでなく見ていても(他のパートの方々と見比べて)思います。さらにそんな第一ヴァイオリンでも、やはり弾いていない部分もある、という当たり前ではありますがまさに生き生きと実感できたりします。

 さてそんな風にして見ているんですが、私の視線6メートルくらい先でしょうか、そのあたりにチェロ弾きの方々がいらっしゃるのですが、そのお一人が、ショートカットのちょっとかわいい女性チェロ奏者でありまして(一応パンフレットで名前のチェックもしましたが)なんとなく視線が彼女に集まってしまうのは、別に私のせいというほどの悪行ではないですよね。でも、つい見てしまったりします。

 そこで先日のコンサートにおきましては、どうせつい見てしまうのならば、ひとつテーマをもって彼女をじっくり見てやろうと、いえ、ちょっとその事実だけに注目すればストーカーっぽくも感じられそうですが、いえいえ、そんな邪念の行為ではありません。

 私が彼女の姿を見ることに抱いたテーマは、そもそも演奏者は演奏中にどの程度指揮者に注目するのかというテーマであります。(ね。ストーカーっぽくはないでしょ。純粋に音楽的興味の発露でありましょう。)
 そうしてわたしは、奏でられた一曲中、ずううっーーと彼女の視線を見ていました。

 で、分かったこと。
 演奏者が指揮者を見るのは各楽章の初めと終わりあたり3~4秒ずつくらいだけ。あとは、なんか気の迷いみたいにふらふらと迷うように視線が行くだけ。

 ……ふーむ。
 ということはなんですかね、彼女にとって、指揮者からの指示とは、一曲中たぶん1分にも満たない時間の内容のものにすぎない、少なくとも本番においては、と。

 さらにさらに、この観察結果をオーケストラの演奏者全員に敷衍しますと、結論は多分こうなってしまいます。
 いわく、演奏に指揮者はほぼいらない、少なくとも本番には、と。

 ……えーっと、言わずもがなのことですが、これはわたくし、冗談で書いているんですがー。……。


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