女房極秘の三連休について

 それは日曜日の朝、女房と二人で、気持ちのよい五月晴れの中、朝食を食べていた時のことでした。
 その時女房がこんなことを言ったんですね。
 「夏休みはそんなに長くなくていいから、5月とか10月とかのこんな気持ちのいい季節に、3日4日くらいの長さの連休がいくつかあればいいのに。」
 なんて厚かましい女なんだと、僕は聞いた時思いましたね。
 しかし、とってもその通りじゃないかと、すぐに思い直しました。
 なんて欲望に順応的な女なんだ。

 えー、先週の金曜日、実は私は有給休暇を取りました。そしてそれを女房に黙っていたわけです。
 なぜ黙っていたかと申しますと、えー、なんて言うか、それは遡れば、私の人間性に大いに関わってくる問題であります。

 普段の朝、出勤するのは、女房のほうが15分くらい早く家を出るんですね。
 女房の立場で考えると、「私が仕事のため家を出た後、あの甲斐性なしはまだしばらくいぎたない休憩をむさぼってから、やっと仕事に行くのだな。なんと許し難く腹立たしいことだろう。しかしまぁ、所詮その特権的休憩も15分やそこらなのだから、黙認しておいてやろう」と。
 それが、女房が出勤した後も、15分どころでなくずっと「いぎたない休憩をむさぼっている」状況であることが知れれば、敵の心中にかなり穏やかじゃない状態が現出するわけです。そして、こんな会話になります。

 「あんた明日休みなんやって。洗濯物干しておいてね。あ、干す前に竿ちゃんと拭いといてや。明日燃えないゴミの日やから裏のゴミ出しといてね。風呂の掃除もたまには丁寧にしとかんとね。そういえば兎の小屋も丁寧に掃除しとったらんとミストかわいそうやで。そや芝生もちょうど今頃に一回ちゃんと手入れたら後できれいになるねんで。あ、ついでに『コーナン』行って土買うとって。5袋くらい。それから自動車の重量税銀行か郵便局に振り込みに行っとってね。その時ついでにあんたがないないてよく言ってる『お酢』とミネラルウォーター、こんな時やねんから自分でまとめて買うとったらいいんちゃうの。自分のものは自分でしてちょうだい。どうせ明日一日ヒマやねんから。ええなぁお父さんは、明日一日ヒマで。ああそれから……」
 おい、どこが明日一日ヒマやねん。もうすでに、充分、仕事がはみ出しとるやないか。
 ……ったく、留まるところを知りませんな。

 というわけで、私は先週密かに3連休をしていました。
 まぁ、終わってしまえば、同じようなものですが。

 ということで、今回は、特に報告に足るようなことがありません。(あ、どうせ、いつも報告に足ることなどないですか。どうも、すみません。)


にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村
スポンサーサイト

テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

コメント

Re: No title

 お夕さん、コメント有り難うございます。
 お夕さんのお言葉通り、「家の者に内緒で家でゴロゴロしてるときは至福の時」ですよね。
 いやー、私の説にご賛同いただきまして誠に有り難うございます。
 
 しかしなかなか、男と女というものは、むつかしいものですね。

No title

秀水さま、お邪魔します。

気持ち、よくわかります。
私も時々早退して(家の者には内緒で)、家でゴロゴロしてるときがありますもん。
誰もいない部屋で、好き勝手に過ごせるなんて、至福の時ですからね。
(とは言え、結構普段から好き勝手にはしているんですが)
時には息抜きも必要です。

ところでこのブログは、奥様には内緒なんでしょうねぇ。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)