めったにしない映画の話について(その2)

 えー、(その1)の続きであります。(その1)で申しましたことは、

  「それぞれの芸術・芸能の世界には、それぞれの世界独特の『文法』がある」

ということで、このことに気が付いた時、僕はひょっとしたら「画期的」なことに気付いたんじゃないかしらと思ったのですが、えー、落ち着いて考えますと「当たり前やんか」と思い直すに至りました。

 ま、ま、よーするに僕は、映画の「文法」が自分はあまりよくわかっていない、ということを言いたかった訳なのですが、しかし、映画評論のような本を読んでも、この辺のことはあまり書かれておらず、書かれていても印象批評程度で、ふと思ったのですが、実は評論家もよく分かっていないんじゃないか、と。

 少なくとも映画の「文法」を、よく分かる形で読者に説くことができていないんじゃないか、と。だから時々この手の評論を読んでいて、それは的はずれなほめ方、批判じゃないのかと思ったりしてしまうわけです。

 でも実は、こういった的はずれな評論は、(別に他人を道連れにするつもりはありませんが)映画評論だけじゃなく、音楽評論なんかにも多く見られるものでありますね。

 その世界(映画や音楽の世界)の初心者である僕なんかは(初心者ゆえの違和感とも言えますが、しかしこの違和感は重要だと僕は思うのですが)、読みながらその辺は半分諦めてしまって、所詮映像や音楽を文章では表せないんじゃないか、映画評論・音楽評論なんて年寄りの道楽自慢かマニア同士の自慢話でしかないと思ってしまっています。

 だって読んでいて、ちっとも実感が伝わってこない、いえ、この筆者は、そもそも文章で伝えようなんてはなから思っていないか、あるいはそのための努力をしようとは思っていないごとくの書きぶりであります。(『レ○ード芸○』の短文なんかにもそんなの多くありませんか。自己満足な文章。)
 うーん、極端ですかね。……続きます。


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テーマ : 映像・アニメーション - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

謝謝。

秀水さま。
詩にも愚にもつかないものを読んでいただき、汗が止まりません。
後ろ向きになってしまいました。この写真に付けるなら、もっと明るい文にするべきだったと、反省しきり。PC画面に向かってしまうと、なかなか思うようにはいかないものです。公開してしまったら後の祭り。公開先に立たず(なーんてね。笑)。
でも、つい力が入ってしまうんですよね。いいじゃありませんか。

Re: No title

 NANTEIさん、コメント有り難うございます。
 映画につきましては、実は僕はほとんど論評するにたる知識を持ち合わせていません。
 それで、そういうことをまず書いてから、済みませんけれどそんな僕の感想です、と続けるつもりだったのが、変にねじくれてしまい、ちょっと困っています。
 大上段に構えないと言うのが、僕の数少ないブログ執筆のポリシーでありまして、現在、大いに反省しています。
 次回からはもっと「ふにゃっ」としたものにするつもりであります。
 すみません。よろしくお願いいたします。

No title

秀水さんこんにちは。
「映画の話」拝読しました。音楽、映画、美術・・・評論するのは難しいですね。
論理を重んずると難解、情に傾くと感情過多。かと思うと気が乗らなそうな文章。
義理のヨイショも少なくないようです。
秀水さんの指摘は鋭い!「評論の論評」楽しみにしています。



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