「カルメン祭り」で遊んでいた。

 別に何故と言うことはないんですが、個人的に「カルメン祭り」をして遊んでいました。

 「カルメン祭り」(もちろん私の勝手なネーミングです)とは何かというと、なに、下記の3つの表現に触れたというだけでありますが、これです。

『カルメン』メリメ、杉捷夫訳(岩波文庫)
歌劇『カルメン』メトロポリタン・オペラオーケストラ、指揮J・レヴァイン(DVD)
映画『カルメン』監督チャールズ・ヴィダー、1948英国(DVD)


 この3つですが、オペラの『カルメン』が一番面白かったですかね。
 メリメは無愛想ですね。
 「本当はこんなどうでもいいような話書くつもりなんてなかったんですがね。ケッ!」という感じがありありとしていますね。最もそれが、メリメの意匠であるんでしょうが。

 かつて太宰治が、メリメと西鶴を、同時代人と言うことでちょっとだけ比較していましたが、まぁ、僕はどちらも良く知らないのですが、メリメとの比較では、西鶴が気の毒なんじゃないかと思います。
 小説に対する取り組みの姿勢が全然違うような気がします。もちろん西鶴の方が遙かに気合いが入っています。

 メリメの原作とオペラとの間にはいろんな違いがあるようですが、今回改めて気が付いたのは「闘牛士」ですね。原作では「ルーカス」、オペラでは「エスカミリヨ」ですが、全然重みが違いますね。原作の闘牛士なんて、出てきたと思ったらいきなり牛に突き倒されてますね。思わず笑ってしまいました。
 一方オペラの方の「闘牛士の歌」、あれはなかなかいいですね。エスカミリヨも、往年の人気漫画『巨人の星』の花形満みたいで、なかなかにあの無意味に元気でパープリンで自信家な様子は得難いキャラクターだと思いますね。

 映画の『カルメン』は、暗いです。もー、見ていて、こちらもくらーい気持ちになってきます。
 リアリズムがいいとは限らない好例ですね。

 まー、とにかく、『カルメン』については、満喫しました。はい。




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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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