自己増殖するCDについて

 例えば今はショパンなんかが流れているんですが、こんな人の音楽を聴いていると変なもので、
 「あ、こいつ、才能あるなー」なんて思ってしまいます。

 おまえ何考えてるねんと怒られそうですが、例えばバッハとかベートーベンとかモーツァルトなんかの場合だと、「こいつ、才能あるなー」とは、思ってもなかなか言えるものではないでしょう。
 だって彼らは偉大なる「人類の不労所得」なんですから。

 でも、ショパンあたりだと、何となくそんな「与太」が言えそうな気がするんですがー、えー、なんか間違っているかな。これってひょっとしたら、すごい畏れ知らずの大胆な発言なんでしょうか。うーん、そんな気もするなー。

 ショパンのことを、「こいつ、才能あるなー」というのは、仮に文学の世界で言えばどんな感じになるんでしょうかね。

 バッハを、例えばシェイクスピアに模してみるとすれば、ベートーベンはさしずめゲーテあたりですかね。この二人は実際に親交もあったようですし。
 でもやはり、この辺の連中に対しては、「文学の才能がある」とはちょっと言えませんわね、常識的に考えて。

 とすると、ショパンは、例えばアルチュール・ランボーあたりでどうですかね。
 ランボーに対して、「こいつ、詩の才能あるよなー」っていうのは、うーん、やはりかなり、かなり、まずいような気がしますね。
 桑田佳祐に対して、「この人、才能あるよなー」というのとは、やはり少し違いますものね。(いえ、なにも桑田氏を貶めているわけでは決してありません。)

 そんなことを考えて暇つぶしをしつつ、我が家のCD棚は、自己増殖するCDのためほぼ絶望的にスペースがなくなりつつあります。うーん、困ったことだ。


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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