自己増殖するCDについて・続き

 最近はさほどでもありません。
 私も亀の歩みながら、少しずつ「大人」になってきておます。
 何の話かと言えば、「自己増殖するCD」についてであります。

 三年ほど前でしたかね。
 かなりCD買いに凝った時期がありまして、ネット・ショッピングです。
 凝っていたといっても私のことですから、そんなに値の張るものをどーんと購入するなんて度胸はありません。日々の食材ですら、値の張る牛肉より安くて体によい鶏肉と、我が家では決まっております。
 所詮そんな程度の「凝りよう」でありますから。で、もっぱら買っていたのは、ボックス・セットってやつであります。

 あのボックス・セットってのは、10枚近くが箱に入っていて、さらにインポートなんかだとすごく安いですよね。
 改めて考えるまでもなく、クラシック音楽なんてもともと本場は外国なんだし、解説などもまぁ日本語で書いてあればそれなりに読んだりはしますが、なけりゃないで別に構いませんものね。読めない英語を眺めていました。

 一枚あたりのCDの値段に換算すると300円前後ですかね。これはデフレの昨今とはいえ、驚異的に安いですよねー。

 そのもう少し以前は、どーせよくわかんないんだからと、クラシック音楽はバッハとベートーベンとモーツァルトそしてオペラだけを聴くと決めていました。だから、その頃はさほどCDを買いませんでした。
 ところが、ひょんなことからブルックナーの交響曲にはまりまして、一気にこのマイ・ルールを改正し、ブルックナーCD買いに走ったんですね。

 するとブルックナー以外にも、なんとなく買ってみようかなと思うCDが山のように出てきました。そして、おのれの鑑賞能力を棚に上げての、ずるずると連続購入と、……うーん、絵に描いたようなアルコール依存状態シュミレーションですなー。
 こういうのを、「物欲」っていうんですよねー。あるいは「玩物喪志」。分かっちゃいるんですがねー。

 もっとも、CDは書籍なんかと同じで、書籍ならば「読む」ですが、CDでは「聴く」という行為に一定の時間が掛かりますので、そう際限なく買い続けるわけにもいかないというところが、まぁ、なんとか歯止めでしたかね。

 現在は、まー、かなり「落ち着いて」います。CD買いもぼちぼちです。
 しかし、次々とCDを「聴かねばならぬ」というのも、どう考えても本末転倒で自業自得とはいえ、なかなか大変なものなんですよ。
 お気楽な話だってことは、まぁ、わかっているんですケドー。


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テーマ : クラシック - ジャンル : 音楽

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