これはシェイクスピアの吉本か

  『ウィンザーの陽気な女房たち』ウィリアム・シェイクスピア/小田島雄志訳(白水uブックス)

 何でこんな本を選んだかというと、音楽がらみですね。
 ヴェルディのオペラ『ファルスタッフ』の原作がこれです。

 オペラの方を先に見まして(近くの図書館のDVDです)、それじゃあ原作を読んでみようと、同じく図書館で借りてきた本です。

 戯曲なんて久しぶりで、さらにシェイクスピアなんて、おそらく20年くらい読んだことがなかったと思いますが、実に何とも思わない本でした。

 解説が付いていまして、この作品は特に名作と名高いわけではないが、とにかくとても笑える芝居だと言うことで、結構人気があったということらしいです。

 ということは、何ですかね、これは関西で言うと、「吉本新喜劇」のようなものであろーか、と。
 
 ごく地域的な話題になって申し訳ないんですが、「吉本新喜劇」。土曜日のお昼ですかね、毎週テレビでやってましたっけ。(今でもしているんですかね。)

 つまんないと言えばつまんないですが、「お約束」いっぱいの、いかにもこてこての関西喜劇で、そんな意味では、関西人にとっては、何となく安心してみていられるような喜劇です。

 そーか、これはシェイクスピアの吉本かと思うと、つまらないシャレや地口がふんだんに取り入れられているわけがよく分かります。
 そして、決してくだらないわけではないのですが、感想について、読み終わった後みごとになーんも頭に残らないのも、そのせいであろうと思えます。
 ここまで何も残らないと、いっそすがすがしいですね。
 そんなすがすがしさの感じるたこ焼きのような読書でありました。

 というところで、これはこんなこってす。




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関西国際空港に足を運ぶのも何度目でしょうか。大阪に住みたいものです。そんな私の何てことはない日記。