あれは戦争ノスタルジー?

 『戦艦大和ノ最後』吉田満(講談社文芸文庫)

 中学生か、高校生の時、たぶん教科書にこの話の一部が載っていたんじゃないかと記憶するのですが、この文体はとりあえず「和漢混淆文」というんですかね、そんなに難しくはないですが一応古文で書かれているので、うーん、中学校の教科書にはこんなの載らないでしょうから、やはり高校生の時かなと考えるんですがー。

 この本の最後の方に、「著書目録」というのが付いていまして、それを見ると、『少年少女世界のノンフィクション……戦艦大和のさいご』というのがあって、ひょっとしたらこれかなとも思ったのですが、とにかく昔、この本の一部を読んだ記憶がありました。
 そしてそれは、結構おもしろかったという記憶であります。

 あれはいったい、どういった社会の風潮だったのでしょうかね、私くらいの世代のものが小学校あたりの頃、例えば漫画にもいわゆる「戦記物」というのがけっこうありました。

 ちばてつや『紫電改のタカ』とか『あかつき戦闘隊』園田光慶とか、『ゼロ戦はやと』というのは誰の作品でしたっけ、とにかくそんなのが結構あった気がしますが、戦後も20年以上が過ぎて、あれは戦争ノスタルジーだったのでしょうか。

 なんか変な気がしますが、またそれが、ピタッとなくなった(と思うんですが)のはなぜでしょう。これもまたどういう社会の風潮だったんでしょうか。
 どなたかご存じですかね?
 とにかく、ひょっとしたらそんな一環で、教科書に『戦艦大和ノ最後』があったのかも知れません。

 今回、全編読んだのは初めてですから、初読なわけですが、まず文体については、キビキビしたいい文章だと思いましたが、時々ルーティーンな感じの言い回しが見られるのが少し気になりました。

 で、次に内容についてですが、えー、細かな内容についての感想は、次々回に続きます。


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テーマ : 読書記録 - ジャンル : 小説・文学

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