「現代流行歌」の話(その1)

 現在の日本の流行歌について、これはもう自信を持って言えるのですが、私には全く知識がありません。見事に何も知りません。
 私のはやり歌に関する知識は、約30年前に止まったままであります。

 そして、しばしばそんな方がそうであるように、つまり自分がよく知らない事はそもそも大した価値はないのだと考えるという、その「弊害」に私も見事に陥っているのですが、私は密かに、そんな流行歌の歌詞に表現されている「感性」など、どうせ目新しい物など何もないだろうと高をくくっていたのであります。
 ところが、ちょっと違っていましたねー、という話を以下に。

 ただはっきり言うと、現在の流行歌とは言えない、……でしょうね、やっぱり。
 だって、その歌は1999年に作られた歌でありますから。

 (おい、全然現代の流行歌と違うやないかっ!)

 いえ、待ってください、しばし。
 まー、私にとっては、そのくらいの「時間差攻撃」をしたあたりが、ちょうど刺激が適度に薄められて理解力の及ぶ範囲になりますので、そこんところ、よろしくお許しください。
 ということで、こんな歌詞の一部なんですがね、私が腰を抜かしたのは。

  ♪もしもうつむいて 倒れかけたら
   泣き虫な私のそばで泣いたらいいよ


 この歌詞、ご存じでしたか。
 これは「花*花」というグループ(後で調べてみたら、このグループはかつてすでに一度解散して、また最近少し活動をなさっているそうです)の『あーよかった』という歌の一部です。

 ざっと前後の状況を説明しますと、この歌詞は女の子が男の子に向かって語っている恋の歌なんですね。女の子が男の子に、私のそばで泣きなさいって言っているわけです。

 しかし今の男女の関係は実際、こんな感じのものなんでしょうか。
 私は初めてこの歌詞を読んだ時、一瞬何が書いてあるか理解ができなかったです。
 そして何とか意味が分かってからは、唖然としてしまったのですが、これって唖然としませんかね。しないのかな。

 つまり、こんなことを女の子から言われるという状況は、少なくとも私の育ってきた環境の中には全くなかったということですが、うーん、時代からの激しい疎外感を、私はこの時初めて心底から感じたのでありました。

 というふうに私は、全くあっけにとられてしまったのですが、えー、さらに話は進みます。
 あ、次々回に、続きます。すみません。


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テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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