久しぶりのDVD鑑賞ですが……。

 知人に八十歳を越えたご婦人がいるのですが、なかなか身体御健康で、おつむの方もお元気そのもので、趣味として洋画をご覧になります。
 といっても、さすがに映画館までいちいち足を運ぶのは、まぁ、金銭面においても少々ご負担で、要するに家でDVDをご覧になるのですが、ほぼ1日一本の割合だそうです。
 ……うーん、なかなか、やるなぁ、という感じですよね。

 一方私はといえば、映画の方はとんとご無沙汰になり、映画館に足を運ぶのはもちろん、DVDのレンタルもせず、テレビの「ロードショー」番組も見ず、といったていたらくであります。
 ところが、先日、久しぶりにDVDを見たんですね。その話を一席。

 見たのはこれです。

   篠田正浩監督、郷ひろみ主演『舞姫』
 
 なぜこの映画を見たかというと、友人に借りたからであります。
 なぜこの映画を借りたか、主語を変えますと、友人がなぜ私にこの映画を貸してくれたかと言いますと、友人と映画の原作である森鴎外の『舞姫』の話をしたからであります。

 実はちょっと前に、私は鴎外の『舞姫』を読んで(あの、擬古文ですね。高校三年生の時に現代国語の教科書で読みました。)なかなか興味深く思い、そのことと、そしてその時考えた『舞姫』に関する考察を(ってほどのものではないんですが)、彼に話したからであります。

 そこで私は彼から、実は『舞姫』のDVDを持っていると聞かされ、ぜひ貸してあげようという申し出を受け、そして私はそのDVDを手元に置いて約2週間、何といいますかー、放ったらかしておいたのであります。

 いえ、友人の好意からの借り物ですから、すぐにも鑑賞致し、感想の一つも述べねばならないところではありましたが、最近の私は以前にも増して、このー、映画の類を見るのが「大儀」になっておりますもんでー。

 まず、収録時間を見るんですね。
 ……えーっと、……約2時間。

 もうこれで私は大儀になってしまうんですね。
 つまり、今から2時間、自分はこうしてテレビの前に坐っているのかと、そう考えただけで気が重くなってしまうという、なかなか難儀な人格であります。
 全く困ったものですなー。

 とはいえ、えいやっ! と気合いを入れて一端鑑賞を始めますと、そこはそれ、作品にどんどん入り込み、それなりに楽しむ私であります。

 ということで、篠田正浩監督の『舞姫』、私は鴎外の原作と比べ、極めて本質的な相違のあることに気づき、そのことを大いに楽しんだのでありますが、その詳細は次回に。
 すみません。


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