電子ブックリーダー、その後

 先週に続いて、電子ブックリーダーによる読書を考えてみようと思います。
 というのも、リーダー(面倒なので、以下、「リーダー」と書きますね)による読書は、私自身に、これからの読書スタイルをどうするかという問を突きつけているような気がするからです。
 ……とは、少し大仰な書き方になりましたが、それはつまり、読書記録の単位をどうするか、ということであります。

 今も手元にあるので、いつのことか分かるのですが、私は1984年の12月から「読書メモ」を書いています。
 その切っ掛けになったのは、出版社に勤めていた友人から、新しい国語辞典の製本見本(確かそれらしい名前があったと思うんですが、忘れてしまいました)、つまり本の大きさやページ数はできあがりそのままでありながら各ページが真っ白な本を貰いまして、それを読書メモに始めたのであります。

 そののち、その分厚かった見本本も全ページ読書メモで埋まってしまい、それからはエクセルによる記録に切り替え現在に至っています。
 で、その読書記録なのですが、それが一冊の本という単位での記録になっているわけであります。

 ……でも、どうですか? 一冊の本という単位の読書記録って、もっとも一般的ですよね?

 もちろん、一冊という単位の読書記録にも幾つか「ムリ」があります。
 一冊の本の分厚さの違いはどうするのか、途中でやめた本はどう勘定するのか、と言うのがその代表的なものだと思いますが、それは私自身の中でルール化されています。

 最初の「ムリ」については、私は本のページ数は問わないと、決めています。
 例えば私の持っている『風流仏・一口剣』幸田露伴(岩波文庫)は本文99ページです。一方、『告白』町田康(中公文庫)は本文842ページです。
 私のルールによりますと、共に「一冊」にカウントされます。

 確かに、かなりムリがあるような気がしまね。
 例えばこんな事も起こります。
 菊池寛の『真珠夫人』は新潮文庫だと上下2冊ですが、文春文庫だと1冊に収まっています。さて、この場合は?

 ……えー、ちょっと面白いから、次回に続きますね。


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テーマ : 読書記録 - ジャンル : 小説・文学

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