日本映画をぼつぼつ観ているんですが……

 少し前からぼつぼつDVDで過去の日本映画を見たりなんかしています。
 読んだ本については、わりとあっさりと本ブログに報告するのですが、映画に関して少し二の足を踏むのは、やはりこなした場の数の違いを我がごととしても感じるからでありましょうか。私はたぶん読んだ本の数の20分の1も映画を観ていません。

 自分の感想にもう一つ自信が持てないんですね。
 しかし一方で、そんな自信なんてクソ食らえという気もしています。ネット空間を見てみろ。アマゾンの書評欄を見てみろ。読み始めて10ページほどでイヤになってやめた、この作家の作品は最低だ、二度と読まない、みたいな文章がしゃあしゃあとアップされています。(このことについては以前にも少し触れましたが、わたくしとしてはそんな感性には完璧についていけてません。)

 とにかくこの度私は『あ、うん』という過去の日本映画を見ました。
 本作チョイスの理由は、単純にまー、高倉健の作品である、というのが取りあえずの理由ですかねー。

 ただ、観ていて、女を挟んで男二人の「三角関係」の描き方に、微妙に違和感を抱くことが再三ありました。
 それは、簡単にいえばこんな設定ってありかなと言うことですが、それをうまく評価できないんですね。なぜかというと、私がさほど映画を観ていないせいで、作品評価をする前に分からない点がいくつか現れるからですが、それはこんな点です。

 まず、そもそもこの映画は出来が悪いんじゃないか、という事ですね。
 万人が不出来と認める映画を改めて不出来と言っても仕方なかろう、と言うことです。

 二つ目は、この違和感はこの映画固有のものではなくて、映画というメディアそのものの持つ限界ではないのかと言うことなのですが、映画というメディアの限界とは、簡単に言うと「短い」と言うことであります。
 つまり、あれも説明不足これも説明不足で判断ができない、でもそこまで表現し始めればトンデモナイ長さになってしまいそうだ、という。

 と、まぁ、そんな感想を持ちました。
 実はすでにここまで書いたことによって、本作について、一定の評価はしてしまっているようにも思います。(すみません。)

 ただ、作品のラストシーンで、男達の真ん中に挟まれた女が暗示的な一言を言いますが、この台詞は、なるほど本当の地獄はここから始まるということでありましょうか。
 もしそうであるならば、これはなかなか広がりを持つ面白い作品だと思いました。


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テーマ : 映像・アニメーション - ジャンル : 学問・文化・芸術

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