「愛の川柳」顛末記

 去年の話です。
 女房がちょっと体調を崩しまして、それ以降、人混みを好みません。
 あまりどこにも出かけず、わりと家にいたりします。私が外に出る時でも別に行きたそうにせず、仕方ないので私一人で出かけたりという感じです。

 で、女房は何をしているかと言いますと、面白いもので、部屋の中でけっこうなんだかごそごそしています。

 今わりとしているようなのは、いろんなものに応募することのようです。
 先週していたのは、童話の一シーンのイラストを描くってのでした。絵のうまい下手は問わないということで、なんかごそごそと下絵を書いていました。

 「何で色を塗ったらいいと思うか」と聞くもので、
 「まー、素朴な効果を狙うならクレヨンあたりがいいんじゃないすか」と、いい加減なアドバイスをしたら、クレヨンで色塗りをしていました。(いい加減なことを言ったらそれを鵜呑みにしたので、少し申し訳なく思いました。)

 それともうひとつしていたのは、川柳作りでした。
 以前新聞に、俳句を考えていると脳が活発に動くという記事がありましたもので、女房が終日ボーとしていましたので、薦めてみました。

 いくつかぼつぼつと作っていたみたいでしたが、この度、なぜ川柳を作りだしたかと言いますと、なにか薬品の会社だったですかね、「夫婦の愛の川柳」みたいなものの募集を、女房が新聞で見つけてきました。

 ホームページからも応募できると言うことで、女房と見たんですが、「例句」がありまして、これがいかにも「18禁」川柳なんですね。
 ぐちゃぐちゃいちゃいちゃして愛し合っている私達っちゅう感じの、勝手にせいっ、という「18禁」川柳であります。

 全く身も蓋もないような即物的な作品が多く、アホらしくもあり、うーん、困ったものだなーとも思いつつホームページを見ていたんですが、翌日、「作ったから、ネットから応募してくれ」と女房が言ってきました。
 二句ほど応募して、僕にも作れと言います。

 えー、いややー、とぐじゃぐじゃごまかしていたんですが、言い負かされて、結局二つ作って、僕も応募しました。

  尿漏れも妻と揃いのパンツかな
  川の字の二画目そっとまたぎけり


 オマエは世間をなめてんのかー、という内容の川柳でありますなー。ははは。

 ついでに言わずもがなの自句自解をしておきますと、一つ目の句は未来の姿の、二つ目の句は過去の姿の川柳であります。
 二つ目のは遠い過去ですが、一つ目がもはや遠い未来とは言い難いような予感がするのが、まー、難儀なモンですなー。

 そんなとぼけたことを夫婦で、休みの日にしています。

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テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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