「球春到来」なのかな?

 先日、キッチンのグリルが壊れまして、そのまま放っておけばいつまでも魚はムニエルでしか食べられそうもなく(本当はそうでもないんでしょうが、いかんせん作ることのできる料理メニューのバラエティーに欠ける夫婦で)、少々不安になってきまして意を決して女房にサジェストしました。
 「やっぱり、シャケは焼かんと!」

 で、やってきたガス屋さんと修理をしながらあれこれと話をしていたら、彼の父親が「狂」の付きそうな関西地方のあるプロ野球チームのファンであったという話になりました。
 実は私の父も、まー、それに近い感じの関西地方の某プロ野球チームのファンだったんですね。

 そしてそこから先も、私とガス屋さんは話が合ったのですが、てて親がそんなだと息子は関西地方某プロ野球チーム応援からは一歩退いてしまう、しかし心の深いところには、「自らの意のままにならない骨絡みに愛するものを持つことの苦悩」とでもいうべきものが悲しく横たわっている、と。(えー、「悲しく横たわっている」というのは、はんし…、いや、間違った、関西地方某プロ野球チームが単に弱いからだという分析も有効でありましょうが。)

 ……というエピソードは、まぁ、後付けのようなものですが、先日わたくしは、久しぶりに関西地方某プロ野球チームの試合を見てきたのであります。

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 午後から始まった試合は、後半カクテル光線の輝きを帯びながら進んでいき、私はいくつかの懐かしい記憶と、そして長く忘れていた球場の「ライブ感覚」を思い出してきたのであります。

 それは、野球観戦とはひいきチームの勝ち負けだけが眼目なのではなく、例えば逆風をものともせず突き進んでいくホームランボールの軌道とか、ファインプレーの時の選手の目を見張る運動能力の高さとか、さらには、惚れ惚れするような選手の尻の大きさに至るまで、本当に鑑賞するに素晴らしい対象がボールパークにはたくさんあったということを、思い出したのでありました。

 試合終了後帰路に就きながら、これはやはりテレビでばかり見ているものではないなと、考えてみれば当然すぎるような感想に至ったことは、……私にとって、近来まれに見るとても嬉しい感情の高ぶりでありました。……。

 ……えっ? 試合結果ですか? もちろん、勝ちましたよぉ!


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テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記

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