久々のコンサート、ブルックナーの8番(後半)

 前回の続きです。
 前回は、久しぶりにクラシック音楽のコンサートに行ったら、まぁ、行く前から薄々は分かっていましたが、やたらと長いコンサートで少し困ったという、ちょっと(かなり?)愚かな話をしていました。どうもすみません。
 という反省の言葉の舌の根も乾かないうちに、愚かな話の後半を続けます。

 さて、ブルックナーの交響曲第8番です。
 ふと見るとオーケストラの後部、ティンパニの横に二人の正装の男性が椅子に腰掛けていらっしゃいます。(私の席は2階席だったので、よく見えました。)

 曲が始まっても、お二人は座っていらっしゃいます。第1楽章の間ずっと座っていらっしゃいました。第2楽章に入って、まだ座っていらっしゃいます。そして第3楽章中盤、やおら、お二人がご起立なさいました。手にあるのはシンバルとトライアングル。

 第3楽章に2回、シンバルとトライアングルがほぼ重なるように鳴りました。その時隣のティンパニも鳴っています。なるほど、これでは楽器の持ち替えはできません。
 しかし、それだけでおしまいです。約80分間の曲中に、たった2回だけ。

 ……んー、一体どんなつもりでブルックナーは、ここでシンバルとトライアングルを必要としたのでしょうかねぇ。演奏者のことも、ちょっとくらいは考えたでしょうか。

 かつて、劇作家のつかこうへいが、シェイクスピアのお芝居について、「ちょい役を作りすぎ」と書いていました。
 しかし、クラシック音楽の世界でも普通にそんなことがあるようです。
 そういえば、この正月にテレビで歌舞伎を見ていましたが、やはりちょい役が多すぎると感じました。それにちょい役の人は、カツラがめちゃめちゃ貧相に見えました。いくら何でも主役と扱いが違いすぎるやろー、と。

 と、いうことで、あれこれ感じながら鑑賞したブルックナーの8番でしたが、それなりに良かったけれど、明日、職場のクラシック仲間には、ちょっと長すぎるかなと言うだろうなと思いながら、私はコンサート会場を後にしました。


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