「フェルディナンド・ホドラー展」でぼんやり考える。(前半)

 去年の暮れに仕事で東京に行ってきまして(当方、関西に居住しております)、その仕事が済んだ後少し時間が余ったものだから、「お上りさん」そのままに東京見物をしました。

 とはいえ、さほどたくさん時間に余裕があったわけではないので、本来の仕事の目的地であった文京区というあたりをぶらついた後、関西に帰るべく少し早めについた東京駅周辺をさらにちょっとだけ散策しました。

 わたくし、実は近代日本文学に少々嗜好があるのですが、文京区というのは東京大学のあるところで、一方やはり明治以降の文学者の多くは東大を出ており(といっても、先日太宰治関係の本を読んでいたら、太宰は東大文学部仏文科に入学したのですが、太宰入学の頃の仏文科というのは、ほぼ無試験であったらしく、東大の入学のしやすさというのも年によって様々であることを知りました)、ということは結果的に文京区に文学者の足跡が多く残っており、ぶらぶら歩いているとそんな「案内掲示」が結構あちこちにあって、近代日本文学マニアの私にはとっても楽しかったです。

 その上文京区には、別に東大がらみじゃない文学者の足跡もたくさんあって、やはりこのあたりが「江戸」から明治以降の首都東京という地力ですなーと、わたくし大いに感心したのでありますが、そういえばそれによく似た感じの街を連想すると、私の知っている範囲では、やはり京都ですかね。あの街もぶらぶら歩いているだけで、歴史的人物の足跡があちこちに散見されます。

 というわけで、坪内逍遙や尾崎紅葉や宮沢賢治や樋口一葉なんかがつましく生きたであろう足跡をあれこれと拝見しまして、私はとても楽しいひとときを過ごしました。

 ……えっと、このままでは話がどんどんずれていくので、少し引き戻しますね。
 で、とても楽しく文京区をぶらぶらした後、私は東京駅周辺に行く前に上野公園に行ったら、そこの国立西洋美術館で開催していたのが、タイトルの「フェルディナンド・ホドラー展」でありました。

 ところが、私はその展覧会を見ないんですね。そこを素通りし、そのまま東京駅まで行きまして、三菱一号館美術館でその時開催していた「ミレー展」に行っちゃったのであります。

 おい、じゃ「ホドラー展」じゃないじゃないかとお怒りの貴兄、申し訳ございません。
 実は私が「ホドラー展」を見たのは別の機会でありまして、その顛末は、次回に。
 どーも、すみません。

 ↓これが「ミレー展」のチケット (ミレーって、ちょっと、クラい(?))
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