初炬燵何か良きことあるごとく……炬燵の話・その2

 さて、前回の続きです。
 大好きな「おこた」の話です。

 太宰治が、炬燵のことを「炬燵は人の眠り箱」と、確か『女生徒』だったかで、書いていたと思いますが、イメージは明らかに炬燵の中に微睡む猫ですよね。

 「猫は炬燵で丸くなる」ってのは、雪やこんこんでしたっけ、でも炬燵と併せて、一日の三分の二ほども寝ている猫の生き方にも非常に憧れますね。

 中島らもが、そんな飼い猫の様子を見ていて奥さんに「これこそが人間の生き方や」と言ったら、奥さんから「それは猫の生き方であって人間の生き方とは違う」と切り返された話を、どこかで書いていましたが、うーん、炬燵付き猫の生き方には、究極の理想的人生像があると愚考する今日この頃の私なんですが、いったい何の話でしたっけ。

 今となっては、昔の話であります。
 息子が大学生だった頃、ちょうど今頃の季節に下宿先から帰ってきたんですね。
 しかも、彼女と一緒に。
 で、その年の一番目の炬燵の俳句はこんなんになってしまいました。

   初炬燵子とその彼女座りおり

 ほんとうはもっとわくわくした俳句を考えていたのですが、それは二番目になってしまいました。件名のこれです。

SD初炬燵800

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テーマ : 俳句 - ジャンル : 小説・文学

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