健康とは、「趣味の問題」?

   『健康は「あし」から』小野三嗣(朝日文庫)

 失礼ながら、この本の全体としては、そんなにたいした本だとは思いません。
 タイトルからして、少々際物じみたところがありますし、筆者については、よく存じ上げないながら、どちらかといえば、重ねて失礼ながら(!)「自慢型のお年寄りのお医者さん」といった雰囲気があるように見受けられます。

 ただ、僕が以前から何となくぼんやりと感じ続けていた事柄について、少し触れられてありましたので、取り上げてみました。

 以前より何となく考えてきたことですが、ちょとまとめて文字にしてみると、つまりは、こんな事です。

 「健康というものは、どんどん追及していくと、必ず死ぬ人間にとって、根本的な矛盾を孕むものである。」

と、まぁ、いう事でありますね。

 このことについて、この本にはこんなふうに触れられていました。

 「長寿も疾病の有無も、本質的には健康とは無縁なものである。」

 うーん、これまた極端なご意見でありますねー。
 でもこの個所を読んで、僕は思わず「うーむ」と唸ってしまいましたね。
 しかしそれなら、さらにここから当然派生してくる疑問。

 「それではそもそも我々は、何のために健康であらねばならないのか。」

 みなさんは、どうお思いになりますでしょうか。
 長寿も疾病の有無も健康と無関係であるならば、それを追及するというのは、単に

 「趣味の問題」

にすぎなくなってきませんかね。それでいいんでしょうかね。
 うーむ。

 ところが、この僕の思いをさらに補足するような本を、この後読みました。
 その報告は、えーっと、次々回に。


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テーマ : 読書記録 - ジャンル : 小説・文学

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