「耳当てもふさわしげなる師走かな」(その2)

耳当てもふさわしげなる師走かな
                      秀水





 前々回バニーガールの話から始まりました文化的考察についての、その2・後編であります。
 何についての文化的考察かといいますと、えーっと、女性が胸のところに小物を入れるという考察なんですがー。

 ちょっと前に発見したことなんですが、いえ僕が女性の胸元ばかり見ているというのではありません。そんな誘惑はないでもないですが、そうではなくて、オペラの話なんです。

 オペラの中に同種の行為がとてもよく見られるんですね。小物をひょいと胸の間に入れてしまうシーン、よく出てくるでしょう。知りませんか。

 今、僕がちょっと思い出すだけで、『フィガロ』『こうもり』『ファルスタッフ』なんかに出てきますね。『セヴィリア』『ジョバンニ』なんかにも出てきませんでしたかね。

 あれ、胸からさらにその下(お腹だ)に、落ちないんかなと思うんですが、昔の外人さんの女性って、『風と共に去りぬ』の映画みたいに、ビチッと、コルセットしてたりしていますよね。だから、胸の谷間のところで止まるのかも知れませんね。
 でも、直接素肌に当たって、気持ち悪くないのかな。慣れなんでしょうかね。

 なんか、昔のヨーロッパでは、「女性の胸の谷間は小さなポケットである」とでもいうような文化があったんでしょうかね。
 同じじゃないかも知れませんが、例えば平安時代の日本で、着物の袖がハンカチとおなじであったみたいな。

 (そういえば女性の胸の谷間をうまく使った小説がありました。太宰治『桜桃』です。彼はそこのことを「涙の谷」と呼んでいます。うまいですねー。)

 というわけで、いよいよ耳当てが必要になってきたくらいの寒さです。
 (前々回の冒頭、いっちばん最初の話題はこれでありました。)
 でも確かに、耳当てをするくらいというと、本当に寒くなってきたという気は、しますよね。

 ということで冒頭の俳句です。はい。


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